もしも傷病鳥獣を見つけたら

 まず最初に、保護収容する必要のない「巣立ちヒナ」でないかどうか確認してください。一般的に野鳥のヒナはとても幼い姿をし、翼も短く、十分に飛べない状態で巣立ちをします。その時も近くに親鳥が見張っていて、餌をやったりして育てます。巣立ちヒナは収容せず、遠くで見守るようお願いします。シカの子供も、生まれて数日間は親が草の陰などに隠しておいて育てます。必ず乳を与えに来ますので、触らないようお願いします。

 

それでも収容しなければならない状況にある場合には

 

お住まいの各市町村の環境課またはそれに類する自然環境係にお問い合わせください。

担当の係の方が状況と状態を判断して収容に向かいます。

 

収容された傷病鳥獣は自治体を通して地域の野生鳥獣を担当する動物病院に運び込まれ獣医師の手当を受けます。その後はリハビリを行ったり、傷の回復を待って元いた野生に返されます。

 

傷病鳥獣人にも感染する病気を持っている場合があります。

また、弱っていても人を攻撃してくる場合もあります。

 

野生鳥獣は『かわいい』と不用意に触れることはお控えください。